テクニカルトピックス

【2019.4.2】Auto Flagging Ruleの活用方法について

 GlobalRelayの「AutoFlagging Rule」は予め設定した条件で、全ての新規アーカイブメールを受信時にサーチし、条件に合致したメッセージに自動的にフラグ付けを行う機能です。
 この機能は、Archive for Complianceサービスでのみ有効な機能で、Archive for Businessサービスをお使いのお客様ではご利用いただけませんのでご承知置き下さい。(もちろん、Archive for BusinessからArchive for Complianceにアップデートすることは可能です。)

 まず最初に、Super Reviewer権限のIDでGlobalRelay Archiveにログインします。

 Super Reviewer権限でログインすると下図のように「コンプライアンス・ダッシュボード」メニューが右側に表示されているトップページが表示されます。


 次に「ツール」→「フラグ付けルール」と選択します。


 ルール設定の画面が表示されますので、この画面にある「フラグのためのキーワードとフレーズ」メニューに実際にフラグを付けるルール(キーワード)を設定します。このルールには通常の検索時と同様にブール演算式を設定できます。
 また、「計算する」ボタンをクリックすると、実際にこの条件に合致するメッセージが、直近7日間でどの程度存在するかという確認ができますので、無意味なフラッギングルールを設定することを抑止できます。


 この機能を利用して、監査者は後でフラグのついたメールのみを監査することができるようになり、監査工数の削減が期待できます。

 また、応用編として、「キーワードマネージャ」から特定のキーワードセットを保存しておき、


 詳細フラッギングルールで詳細条件を設定したり、特定のフラグのメールの件数を監査者にメール通知することも可能です。


 ただし、この場合、キーワードセットの名称や、フラッギングルールの名称には日本語は指定できませんので、必ず英数字を指定して下さい。

 本機能の詳細に関してご興味をお持ちの方は、弊社までご一報下さい。