テクニカルトピックス

【2018.7.3】専用クライアントからのVPM接続時のトークンレスOTP認証について


 VPN装置等の接続には、Citrix Netscaler Gateway、F5 APMのようにWebベースでのアクセスの場合と、Cisco Horizon Viewのように専用クライアントソフトウェアを使用してログインする場合があります。
 Webベースでのアクセスの場合、Swivel Knowledgebaseにインテグレーション方法が記載されていて、かつログイン画面のカスタマイズ用スクリプトが公開されている場合には、下図のように、ログイン画面にTURingイメージやPINPadを表示し、トークンレスOTP認証を行うことができます。




 VPNアクセス等のために専用アプリケーションを使用する場合や、Knowledgebaseに記載のないRADIUSクライアントの認証でSwivelを使用する場合、OTPは一般的には外部デバイスで生成し、入力・認証を行います。
 Swivelでは、このようなケースでもトークンレスOTPが使用できるよう、「Taskbar tool」を用意しています。
 このTaskbar toolは、クライアント端末にインストールし、ユーザのOTP生成のためのTURingイメージをデスクトップに表示するためのソフトウェアです。

  • Windows
  • MAC OS
  • iOS
の3つのOSをサポートしています。

 Taskbarツールを実行した場合、デスクトップには下図のようにTURingイメージが表示されます。

※ Windows OSの場合:


※ MAC OC、iOSの場合:


各種タスクバーツールの使用方法は下記のKnowledgebaseサイトに掲示しています。

※ Windows OSの場合:
https://kb.swivelsecure.com/w/index.php/Taskbar_for_Windows

※ MAC OC、iOSの場合:
https://kb.swivelsecure.com/w/index.php/Taskbar_for_Apple_OS_X

 このソフトウェアを使用することで、全てのRADIUSクライアントでSwivelのユーザフレンドリなトークンレスOTPを使用可能になります。
 ぜひご提案時、運用設計時にお役立ていただければと思います。