テクニカルトピックス

【2025.8.12】WhatsApp Businessのアーカイブについて

 WhatsApp for Businessアーカイブは、Meta社とGlobal Relayが直接連携してWhatsAppのビジネスメッセージを取得するサービスです。現時点では、1対1のビジネスメッセージのみをアーカイブすることができ、グループメッセージや音声通話は対象外となっています。
 Global Relayアーカイブを利用しているユーザが、パーソナルユースのWhatsAppを利用していたとしてもアーカイブ対象となります。



 WhatsAppアーカイビングはMeta社とGlobal Relay社の連携により、Cloud-Cloud間でシームレスにアーカイブを行いますので、サービス開始後はお客様が特に意識すること無く利用が可能です。
 しかしながら、WhatsAppアーカイビングの利用にはいくつかの前提条件がありますので、以下にてご説明いたします。

<WhatsAppアーカイビング利用のための前提条件>

  • WhatsAppのアーカイブのためには、Global Relayのメッセージアプリを使用していただくことが前提条件となります。残念ながら、NativeのWhatsAppアプリをご利用の場合には、対応できませんので、Global Relayのメッセージアプリ上でのWhatsAppの利用に切り替えていただく必要があります。
    (相手先はNativeのWhatsAppアプリで問題ありません)
    Global RelayアプリでWhatsAppを使用していただいても機能や使用感は変わりません。詳細は動画をご覧下さい。
  • WhatsApp for Businessの導入はMeta社の方針によりが段階的なプロセスとなります。当初は2ユーザーのみの導入となり、これらのユーザーがサービスを利用し始めると、Meta社はユーザー数を20まで拡大します。その後、この20人のユーザーが一定期間サービスを継続して利用する必要があり、利用頻度がかなり高い場合は上限が引き上げられますが、そうでない場合は20人のままとなります。
    Global RelayのWhatsAppアーカイビングの導入期間は2ヶ月を想定しており、かつ最低発注単位が10ユーザです。この2ヶ月の導入期間で、前述の段階導入プロセスは完了する見込みです。
  • WhatsAppアーカイブを行うためにはGlobal Relayアプリ(スマホ版、PC版)を使用することが必須となります。既存のWhatsAppは通常のアプリを使用して行っていますのでアカウントを移行してGlobal Relayアプリで継続利用することはできません。
    ただし、同じ電話番号は引き続き使用できますが、その番号は1つのWhatsAppアカウントでのみ使用可能です。 したがって、既存のWhatsAppアカウントを(変更なしで)そのまま使い続けることはできません。
  • 既存のWhatsAppメッセージは(WhatsAppアプリを使用しているため)インポートすることはできません。
  • 既にWhatsAppのNativeなアプリをご利用で、Global Relayアプリに切り替えた場合の相手先への見え方等について、以下にてご説明いたします。

<WhatsApp NativeアプリとGlobal Relayアプリの動作の違いについて>

  • 「ネイティブ」版のWhatsAppアプリを使用しているユーザーから見て、Global Relay経由でWhatsAppに切り替えた相手にメッセージを送る場合、動作に以下のわずかな違いがあります:
    • Message Templates
      これらは、WhatsApp上で相手と初めて連絡を取った際に生成され、相手が返信すると、24時間のローリング期間中は非表示になります(その後、再び生成されます)
    • Disclaimers(免責事項)
      Disclaimers(免責事項)の表示が変わります。ただし、以下のように設定が可能です。
      • 頻度:1日1回から365日に1回まで設定できます。
      • 内容:お客様は、ここに法的通知、独自の免責事項、または情報コンテンツを最大600文字まで 記載できます。
    ※なお、これらはいずれも、Global RelayがMetaの「WhatsApp for Business Cloud API」と連携するアプリケーションを開発した際に、Meta社およびWhatsAppから求められた要件です。(不具合ではありません。)

  • メッセージの見え方の違い:
    Global Relayアプリユーザから見たWhatsAppメッセージの見え方は以下の通りです。


    同じメッセージをNative版WhatsAppの受信者の視点から見ると以下のようになります:

 Meta社の制限によりいくつかの制約はありますが、WhatsAppをビジネスでご利用されているお客様、またこれからご利用をご検討されているお客様は、ぜひGlobal RelayのWhatsAppアーカイビングをご検討下さい。
 Global Relayでアーカイブすることにより、高速なキーワード検索や、AIを活用した監査機能等を利用でき、安心してWhatsAppをビジネスに活用することができるようになります。

※WhatsAppアーカイビングサービスのご紹介資料(英文)をこちらからダウンロードいただけます。