初秋の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
暑いはずの8月が梅雨を思わせるスッキリしない天気が長く続きましたが、皆様夏休みを取られリフレッシュしたことと思います。
 さて、メジャーリーガー:イチロウ選手の言葉に、「4,000の安打を打つには、8,000回以上悔しい思いをしてきた」「壁というのは、できる人にしかやってこない。超えられる可能性がある人にしかやってこない。だから、壁がある時はチャンスだと思っている」「自分を支えているのは良い結果ではない。屈辱が自分を支えている」
この言葉もビジネスにも通じるものがあります。考え得る全てのことをなりふり構わず、小さいことから積み重ねていくことがとても大切ですね。さて夏も終わり、これからいよいよ今年度後半戦です。明るく、元気に、楽しくビジネスに邁進します!

【ホットトピックス】
  1. Swivel Secure社セミナーを開催
    2017年10月17日(火) 午後、昨年同様に英国大使館ホールにて開催いたします。
    AuthControl Sentry V5、US/UK先進事例等のご紹介を予定しています。
    また、その翌日AuthControl Sentry V4 SEトレーニングも行います。セミナー/トレーニングの詳細は別途ご案内いたします。
  2. 教育委員会様/自治体様向けソリューション・パンフレットを作成しました。詳細はこちらから。
【コラム】認証

 認証とは、手持ちの日本語辞書で引いてみると「一定の行為または文書の成立・記載が正当な手続きでなされたことを公の機関が証明すること。」と書かれています。
 しかし、例えばサーバーやWebアプリケーションにログインする時をイメージしてみてください。ユーザーIDとパスワードを入力すると認証されますが、ここに公の機関は存在/介在しません。
クレジットカードのように、カード会社が発行したカードを店舗に提示することによって所持者の正当性を認めさせるような場合においては、辞書の意味がしっくりときます。これは?どういうことなのでしょうか。
実は情報セキュリティにおける認証には2つあり、それぞれ別の意味を持っています。
1) Authentication (2者間認証):認証する側とされる側が事前に共有している情報を確認する方式
2) Certification (3者間認証):信頼出来る期間(認証局)が発行した証明書を元に持ち主の正当性を確認する方式
既ににお分かりの通り、ユーザがサーバー等にログインするのが1) Authentication (2者間認証)、クレジットカードを使用するのが2) Certification (3者間認証)となります。
逆にAuthentication、Certificationを英和辞書で引くと、「証明」というような感じで,ほぼ同義の訳が書かれている場合があります。しかし,情報セキュリティ上では違った意味を持ちますので注意が必要です。

 次に、システムにアクセスしてくるものが何か、という視点で認証の方法を区別することもあります。
まず思い浮かぶのは「人」、つまり利用者です。それから,端末(機器)も認証の対象となります。それぞれ利用者認証、端末認証と呼ばれています。
例えば、登録されているIDに対する正しいパスワードを入力することにより、正当な利用者であることを確認することができます。また、アクセスしてくる機器固有の番号(MACアドレス等)を確認することで、アクセスを許可された端末であることを確認することができます。
ところで、これらとは少し意味合いが異なりますが、「アクセスしてくる主体がコンピュータによる自動操作ではなく人間である」ということを確認する方法があります。Webサービスなどを利用する際に下のような画像を見て、読み取れる文字/数値を入力した経験はないでしょうか。

見にくい画像ですが、中に書いてある文字はかろうじて読むことができます。
コンピュータは画像の中にどんな情報が書かれているかを論理的に判断できませんので、この文字/数字を読むことができて正しく入力できるのは人間である、ということを確認出来ます。

 この仕組みはCaptcha(キャプチャ)と呼ばれていて、ほかにも文字全体がぐにゃりと曲がったようになっていたり,グラデーションのかかった画像だったり、音声を聞き取って入力したりなどいろいろなタイプがあります。

Swivel Secure社トークンレス・ワンタイムパスワードのTuring Image(↑)もCaptchaを組み合わせた一つの例とも捉えることが出来ます。

テレワーク時代に最適なツールとしてのSwivel

 Swivel認証ソリューションは特にインターネット経由のアクセス認証において優れたセキュリティと、高いユーザ利便性を両立できますので、テレワークのための環境構築に非常に適した認証システムです。
 一方、24時間/365日いつでもどこでも仕事が出来るようになると、過重労働の心配が出てきます。
 Swivel認証ソリューションでは、アクセス条件を細かく設定し、かつ利用状況を確認できますので、例えば、夜間の接続を制限する等のお客様の業務ポリシーに適した運用を行うことができます。



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Archiveの枠を超えたArchive10の付加価値

 Global Relayメッセージアーカイブは「コンプライアンス維持」、「監査・訴訟対応」といった「転ばぬ先の杖」だけでなく、「社内ストレージの劇的な削減」「ユーザサービスの向上」等の付加価値をお客様にご提供してきました。
 Global Relayメッセージアーカイブの最新バージョンである「Archive10」ではさらに、企業のビジネス活動の分析、ステークホルダーの可視化、各個人の業務分析等の解析ができるようになります。
 今回はそのArchive10の新しい分析機能の一端をご紹介いたします。



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【湘南通信】- 映画「茅ヶ崎物語 - My Little Home Town -」 -

 今年で6回目を迎えた「茅ヶ崎映画祭」。国内の数ある映画祭の中でも最小の規模のこの映画祭は、地元の人にもっと映画を身近に感じて欲しい、そして古くから映画とゆかりの深い茅ヶ崎から映画監督や俳優、制作に携わる人が次々と生まれるようにと願って「街と人がつながる、手作りの映画祭」をコンセプトに始まったイベントです。

 今年は、その特別招待作品として「茅ヶ崎物語 - My Little Home Town -」が上映されました。監督は宮治淳一さん(洋楽ポップスの一流プロモーター、日本一のレコードコレクター)。茅ヶ崎市出身で小中学校時代の桑田佳祐さんの同級生であり、サザンオールスターズの名付け親としても知られています。昨年、友人である桑田佳祐さんが還暦を迎えるにあたって、桑田さんにサプライズでプレゼントしようと作られたのがこちらの映画だそうです。若かりし頃の桑田佳祐さんを演じるのは、野村周平さん。監督の宮治淳一さん役は、神木隆之介さん。茅ヶ崎の大スターといえば加山雄三さん、桑田佳祐さんご本人も出演されています。ラストの烏帽子岩で熱唱する桑田さんの姿は感動です。

2017年9月16日(土)より全国で上映されることになりました。地元でも大好評だった茅ヶ崎物語。機会がありましたら、ぜひご覧いただきたいです。
http://tales-of-chigasaki.com/

 
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