春とは言ってもまだまだ朝夕冷え込みますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
世界最先端の「電子国家」エストニア。行政サービスの99%がオンラインで完結しているそうです。そのエストニアが2014年に始めた、外国人が同国の電子住民になれるという制度「e-Residency」に登録/申請してみました。最も大きなメリットは、エストニアで起業できることです。エストニア政府はe-Residencyによるリモートでのビジネスを支援しており、e-Residency登録後取得出来るe-IDカードがあれば法人登記、契約書へのデジタル署名、銀行口座開設までをオンラインで完結できるそうです。エストニアはEU加盟国です。同国をビジネス拠点として今後EU市場へのビジネス展開をワクワクしながら思案中です。

【コラム】〜いよいよ施行される、EUの一般データ保護規則〜

 昨年3月のメルマガにて、「欧州議会にて欧州連合(以下EU)の一般データ保護規則(以下GDPR:General Data Protection Regulation)が採択され2018年5月25日から適用開始が予定されています。」という情報をお伝えしました。
(参照:http://www.securitystrings.com/resource/mailmag/mailmag20170307.html

2018年2月18日(日) 日経新聞の一面にも、「個人データ EU発大規制」と大見出しで報じられていました。

Global Relay社からは当件に関して、下記の内容がリリースされています:
”Customers with EU sites can continue using Global Relay.
Global Relay processes and stores customer data in Canada. We are subject to Canada’s federal data protection law (PIPEDA). The European Commission has twice audited PIPEDA and determined that it provides protection that is equivalent to or better than the EU Data Protection Directive. GDPR Article 45(9)states that existing adequacy decisions issued under the EU Data Protection Directive will remain in force until amended, replaced, or repealed by the European Commission.
We have reviewed the new EU General Data Protection Regulation (GDPR) and confirmed that: (i) Canada remains an approved jurisdiction for data transfer/processing, and (ii) we maintain appropriate physical, organizational, and technical controls designed to protect the personal data we process on customers’ behalf.”

<以下便宜的和訳>
 EUのお客様は引き続きGlobal Relayサービスをご使用いただけます。
Global Relayはカナダにて顧客データを処理、管理しています。私たちはカナダ連邦データ保護法(PIPEDA)にしたがっています。欧州委員会は、これまで2度PIPEDAを監査し、PIPEDAはEUデータ保護指令と同等以上のデータ保護を提供していると判断しました。
GDPR第45条(9)は、EUデータ保護指令の下で発行された既存の決定事項は、欧州委員会によって修正、置き換え、または廃止されるまで有効であると述べています。
 私たち(Global Relay)は新しいEU General Data Protection Regulation (GDPR)の内容をレビューし、下記事項を確認しました:
(i)カナダは引き続きデータ転送/処理に承認された司法管轄区域であり、
(ii)私たちは顧客に代わり、個人情報を保護するため適切に設計された物理的、組織的、技術的管理機構を維持しています。

結論:
2018年5月25日に施行されるEU General Data Protection Regulation (GDPR)の基でも、お客様には安心してGlobal Relay Message Archiveサービスをご利用いただけます。

SAML設定の手順

 Webアプリケーションの認証における標準プロトコルであるSAMLを使用した認証環境構築のニーズが増えておりますので、今月はSwivelサーバ / Swivel CloudをSAML Idpとして使用する場合の設定手順について改めてご紹介させていただきます。

→ 詳しくはこちら
 
Slack Archivingサービスの開始手順

 この数ヶ月の間に、Slackのアーカイブに関する多数のお引き合いをいただいております。
 Slackを導入される企業様が増え、かつその多くのお客様がコンプライアンス維持、監査目的のためにSlack Archivingサービスの導入もご検討されています。そこで今回はSlack Archivingサービスを開始するための手順についてご説明いたします。

→ 詳しくはこちら
【湘南通信】- 鎌倉逗子ハイランド:桜のトンネル -

もうすぐ春ですね。あと数週間すると日本中がピンク色で染まり、心がワクワクするような輝かしい桜の季節を迎えます。鎌倉にはいくつかの桜の名所がありますが、「鎌倉逗子ハイランド」の桜並木は、私の中では湘南で最も美しい桜のトンネルです。朝比奈インターを降りてから鎌倉市街へ向かう途中、明石橋交差点を左折すると、ハイランド住宅街を南北に縦断する長い坂道があります。鎌倉駅からバス(5番乗り場、鎌36、ハイランド逗子行き、「ハイランド入口」下車)も出ています。その両側には、スタート地点から終点までずっと桜並木が続いていて、満開の季節に訪れるとその美しさに一瞬で心を奪われ、感動します。当然のことながら、桜の季節の週末は大渋滞です。ノロノロとしか進 めない反面、桜のトンネルをじっくりとゆっくりと満喫できます。住宅街のため駐車場はないので、写真撮影は車中からお願いします。お散歩がてらバスで訪れるのも良いですね。穴場情報としては、混雑を避けたい場合は、早朝(7時、8時)が比較的空いています。

写真はこちらをご覧ください。
https://kamakura-guide.jp/highland-sakura
 
Copyright © 2018 Security Strings, All rights reserved.