テクニカルトピックス


【2016.4.5】V3アプライアンスにおける時刻同期に関する留意点

V3アプライアンスにおいては、各構成サーバ間、およびサーバとデータベースとの連携およびユーザ管理のセキュリティが強化されています。各システム構成におけるサーバおよびデータベース構成を下図に示します。


図:Swivelのデータベース構成

特に、データベースの設定、ユーザ登録を行った後に時刻設定、タイムゾーン変更、NTPサーバ同期等を行った場合、資格情報が無効化され、登録済みのユーザ情報がAPサーバで認識できず、認証できなくなりますので、原則としてユーザ登録後に時刻設定の変更は行わないで下さい。
ただ、事情によりユーザ登録後に時刻関連の設定変更を行った場合は、下記の手順によりユーザ登録のリセットを行う必要があります。

<シングル構成の上図「A」の場合>
① データベースを「Shipping」に切り替えてTomcatを再起動

<シングル構成の上図「B」「C」および冗長構成の場合>
① データベースを「Shipping」に切り替えてアプライアンスの電源をOff-On
② Swivelコンソールにログインし、データベースを「Shipping」から使用するデータベースに切替
③ 作成したすべてのユーザのPINリセットを手動で実施
④ ユーザの追加前にTomcatを再起動