AuthControl Sentry(Swivel Appliance)の最新バージョンであるv4.2.2がリリースされ、そのリリースノートを公開いたしました。
リリースノートの掲載ページは下記の通りです。
https://docs.swivelsecure.com/4.1/html/releaseNotes.html#id1
今回のリリースの主なトピックスは以下の通りです。
● Log4j アップデート
log4jをバージョン2.19.0にアップデートしました。これはソフトウェアのセキュリティと安定性を確保する上で重要かつ必要なステップです。最近log4jバージョン2の脆弱性が発見されたため、このアップデートによって潜在的なリスクを軽減する目的があります。
● Java Spring Frameworkのアップデート
このリリースには、Spring Framework への重要なアップデートが含まれており、以前のバージョンに存在する脆弱性に対処します。
● 新しいレポート機能
AuthControl Sentryに新しいレポート機能が追加されています。新しいレポートはさまざまなトピックをカバーしており、直感的に使えるように設計されています。お客様は、特定のニーズに合わせてレポートをカスタマイズおよびフィルタリングでき、さらに分析するためにデータを簡単にエクスポートできます。
● バグ修正
今回のリリースには下記のバグ修正が含まれています。
・ User Exist APIの修正
・ API のエラー応答の改善
・ データベースプール接続エラーの改善
・ 削除取り消しまたは無効化解除時にユーザーに送信される誤ったメッセージを修正
その他詳細はリリースノートのページをご確認下さい。
なお、v4.2.2にアップデートするためには、既存ApplianceのCMIのアップデートメニューからオンラインアップデートを行う必要があります。具体的な手順は、v4.2.1へのアップデート方法と同様ですので、下記のページをごらんください。
https://www.securitystrings.com/resource/sw_tech/20230214.html
オフライン(Swivelサーバがインターネットに接続できない)環境でご利用のお客様は、オフライン用アップデートファイルをご提供いたしますので、弊社サポートデスクまでご一報下さい。