テクニカルトピックス
【2023.8.8】ログ圧縮機能の停止(swivel logviewerソフトウェアのアンインストール)について
AuthControl Sentryには「Swivel Logviewer」というソフトウェアがプリインストールされています。
このソフトウェアの有無や、内容を確認するためには、AuthControl Sentryサーバや、AuthControlCloudにアクセスできる環境から、Webブラウザで、「xxxxx.xxxxxx.xxx:8080/logviewer」(xxxxx.xxxxxx.xxxはサーバ名)にアクセスします。
お客様の環境で、Logviewerソフトウェアが動作している場合、下図の画面が表示されます。
このソフトウェアは、バックグラウンドで常にログの圧縮とDBへの格納を行うため、お客様環境での利用状況によっては、メモリの圧迫や動作遅延を引き起こす可能性があります。
また、このソフトウェアは実際には活用されていない実情もあり、AuthControl Sentryの最新バージョンであるv4.2.2からは削除されています。
そこで、もし、お客様の環境でメモリの圧迫等が発生する場合には、このソフトウェアを停止・削除していただきますようお願いいたします。
Swivel Logviewerソフトウェアの削除手順は以下の通りとなります。
- AuthControl SentryサーバのSSHのCMIにログインし、「5) Tools and Utilities」→「5) Command Line」を選択し、コマンドラインに入ります。
- Swivel Logviewerソフトウェアによる既存のログの量を確認するため、下記のコマンドを実行します。
mysql
connect swivel_logs
select count(*) from events;
select count(*) from files;
このコマンドを実行することで、AuthControl Sentry内部のDBに保存された、Swivel Logviewerソフトウェアのためのログの有無や量を確認することができます。
- DBから既存のログを削除するためには、以下のコマンドを実行します。
truncate table events;
truncate table files;
- 最後にSwivel Logviewerソフトウェアを削除するために、以下のコマンドを実行します。
yum remove swivel-logviewer
- 削除されたことを確認するために、Webブラウザから、上述の「xxxxx.xxxxxx.xxx:8080/logviewer」(xxxxx.xxxxxx.xxxはサーバ名)にアクセスし、Not Foundになることを確認して下さい。
以上となります。
お手数をおかけして申し訳ございませんが、該当するお客様は本件の実行をご検討いただきますようお願いいたします。