テクニカルトピックス

【2023.10.10】【再掲】Logの圧縮停止とLog Viewerアプリケーションの削除について

 Swivel Server / Swivel CloudにプリインストールされているLog Viewerアプリケーションには既知の不具合があり、長く使用していると、サーバのリソースを圧迫し、Tomcatやサーバがフリーズしてしまう場合があります。
 Log Viewerアプリケーションは、「xxxxx.xxxxxx.xxx:8080/logviewer」(xxxxx.xxxxxx.xxxはサーバ名)にアクセスして、Swivelログを確認するために使用します。ただし、この機能は8080ポート管理画面の「Log Viewer」機能で使用することができます。

 不具合の発生条件は、圧縮された古いログが多くなった場合で、かつLog Viewerアプリケーション動作している場合です。
 Log Viewerアプリケーションは圧縮ファイルを定期的にメンテナンスしますが、このプロセスに不具合があり、CPU使用率やメモリ使用量を圧迫してしまいます。
 ログファイルが保存されるフォルダは、「home/swivel/.swivel/logs」です。

 したがいまして、対応方法は以下の通りとなります。

Log Viewerアプリケーションを使用している場合:

 Log Viewerアプリケーションを使用している場合は、ログの圧縮を停止して下さい。
 停止するためには、8080ポート管理画面の「Logging > XML」メニューで、「Compress log files after # days:」を「0」と設定して下さい。
 これによって、不具合の発生要因である圧縮ファイルの生成を抑止することができます。



Log Viewerアプリケーションを使用していない場合:

 Log Viewerアプリケーションを使用されていない場合は、Log Viewerアプリケーションをアンインストールして下さい。Log Viewerアプリケーションのアンインストール方法は下記ページに記載しておりますので、必ずご確認をお願いいたします。

http://www.securitystrings.com/resource/sw_tech/20230808.html

 また、既存の圧縮ファイルは「home/swivel/.swivel/logs」に「****.zip」というファイル名で残っていますので、それらのファイルを削除して下さい。

※Swivel Cloudをご利用のお客様で、お客様環境の状態を知りたい。またはLog Viewerアプリケーションをアンインストールされたい場合は、弊社のサポートデスクにご連絡下さい。お客様でご利用のSwivel Cloudの状態を調査し、必要な措置を実施いたします。