Windowsログイン認証でSwivel認証システムを使用するためのAuthControl Desktopは、Windows11をサポートしています。
したがいまして、お客様がWindows11にアップデートされた後でも、そのままSwivel認証システムをお使いいただけます。
Windows 11のログイン機能は、Windows 10のそれとは大きく異なるものではありません。したがって、AuthControl DesktopのどのバージョンもWindows 11と互換性があります。
AuthControl Desktopに関する最新の情報は、以下のページでご確認いただけます:
https://kb.swivelsecure.com/w/index.php/Windows_Credential_Provider
次に、もしAuthControl Desktopをバージョンアップされる場合の設定内容の移行方法等についてご説明いたします。
2025年6月現在の最新バージョンは5.7.42.1です。バージョン番号の3番目の部分の増分は、通常、バグの修正や minor な動作変更を示し、そのほとんどは特定の構成にのみ影響します。
上述のKnowledge Baseの記事で説明されていますように、5.7 バージョン間のアップグレードでは設定が失われません。ただし、5.6.x またはそれ以前のバージョンからアップグレードする場合は設定が失われます。このため、アップグレード前に現在の設定をエクスポートし、必要に応じて再適用できるようにしておくことをおすすめします。設定が .msi ファイルと同じフォルダーに acd.xml として保存されている場合、インストールまたはアップグレード時に自動的に適用されます。
カスタム言語文字列が適用されている場合、それらもコピーする必要があります。現在の値はC:\ProgramData\Swivel Secure\AuthControl Desktop\Resourceに格納されています。ここからMSIファイルを含むフォルダーにファイルをコピーすると、アップグレード時にも自動的にコピーされます。