【ご挨拶】
暑さがおさまる頃となりましたが、皆様お変わりございませんでしょうか。
4年に1回開催される世界最高峰のバスケットボールの大会「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」がフィリピン、インドネシア、日本(沖縄)の3カ国共催で行われ、日本代表「AKATSUKI JAPAN」がアジア1位となり、パリオリンピックへの出場を決めました。自力でのオリンピック出場は48年振りとのことで大いに盛り上がりましたね。連日のニュースの報道で初めて知り感動したエピソードが数々ありました。大黒柱の渡邊雄太選手は、2011年に16歳で代表デビュー。2019年のリオオリンピック最終予選でオリンピックの切符を逃し、2019年のワールドカップでは5戦全敗。開催国枠で出場した東京オリンピックでも3戦全敗し、今大会でパリへの切符を逃した折には日本代表を引退すると宣言していました。何度挑戦しても世界の壁を越えることができず悔しい想いをしてきた渡邊選手や日本代表のメンバーたちの気持ちを切り替えさせたのはトム・ホーバス監督。2017年1月からバスケットボール女子日本代表のヘッドコーチを務め東京オリンピックで見事銀メダルへと導いたかたでした。あるインタビューでホーバス監督は「彼ら(選手)は、ここまで出来ると思っている。だけど私はそれ以上にできるとわかっていた。だから(その溝を埋めるために)もっと上へ引っ張っていくためには、一人一人に自信を持つように、自分を信じて、チームをもっと信じることを伝えていきました」と語っていました。今大会のプレーを観ていると、各選手の自分の技術に対する自信やチームメイトたちに対する信頼、自分たちは強いチームであるという力強さを感じ、そして気持ちが一つになったとき、最大限の力を発揮できるということを証明してくれたと思いました。2024年に開催されるパリオリンピック。AKATSUKI JAPANをまた応援しようと楽しみが一つ増えました。
夏の疲れが秋にでると申します。皆様、引き続きご自愛ください。
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